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2016年3月14日月曜日

「男女でWAになってかたろう」座談会【後編】

 
「男女でWAになってかたろう」【中編】
に引き続き、さらにWAが大きくなってきた
【後編】を、お届けいたします!






【 飲み会トークの話題は? 】

男性:

飲みに行ったら、仕事の話がしたいですか?
したくないですか?

女性:
仕事の話をしていますね。

仕事の話をする人としか飲みに行っていないです。
仕事仲間と仕事の話をして飲みたいですね。


女性:
私の所の飲み会では、仕事の話は禁止なんですよ。

 って、私が言っているんですけど…。

全員:
≪≪ (驚)・(爆笑) ≫≫

女性:
仕事の話というと、
仕事での愚痴や弱音などになってしまいがち
ですよね。
だから男性の場合、そういった弱い部分を女性には見せたくない
という意味で、飲み会自体に誘いづらいのかなと思いますね。

男性:
酒癖が悪い人の場合は、仕事の話はしたくないですね。
仕事のことで熱く語られて、その時はお互い熱く語り合う
のですが、翌日「話をしたことを全く覚えていない」と相手に
言われ、ガッカリしたことがあるので。

女性:
外勤営業ですが、弊社は7:3の割合で男性が多いので、

男性社員にいかに知ってもらうか、評価してもらうかが
今後のことを考えると大事なのかなと思う中で
飲みニケーションしています

女性:
仕事の話や子供がいる方にはその話もするし、

同期が一緒の時は、他の部署では今どんな仕事をしているか
という話をします。
上司と行くと過去の武勇伝話があり、

「俺が、若い頃こんなこともしていたんだ~」
みたいな話があり…。
何度も聞かされた話だと “ その先しゃべれる… ”と心の中で

呟きながら聞いています。

全員:
≪≪ あ~  わかる~(笑) ≫≫

女性:
上司や先輩だと共通の仕事の話が多くて、プライベートの話は

同期等と一緒に盛り上がった時にしますね。
女性のほうがプライベートの話をしているイメージがありますね

男性:
男性から女性にプライベートの話って聞きづらい感じですよね。
男性同士だと、仕事以外の話題となると、ゴルフの話に

なりますかね。

【プライベートの付き合いはある?】

男性:
仲良くて飲みに行くことはあっても、プライベートで遊びに
行くという事はしないですね。

女性:
家族みんなでご飯を食べようかとかBBQしようとか、
家族ぐるみではありますね。

女性:
会社に部活があるので、プライベートで飲みに行く誘いを

するよりは、部活のほうが声をかけやすいです

司会:
プライベートと仕事は分けたいですか?

男性:
私は完全に分けたいですね。
家族にも仕事の話を持ち込むことをしないですね。
どんな仕事をしている(どこの部署にいる)のかというのも

家族は知らないですね。

女性:
夫が同じ会社にいるので、

“家でも会社の話をするのもどうか ”と思いますが
共通の話題でもあるので会社の話をしてしまうことはあります。

男性:
妻が同じ会社
の元社員だったので、
何かあったときに相談したり、妻からアドバイスもらったりします


【 自分が異性だったら、
 今の働きやすさの状況ってどうでしょう? 】

司会:
男女差について様々な意見を交わしてきましたが、
最後に
もし今、『男性の方は女性』で『女性の方は男性』だったら、
働きやすいと思いますか?


女性:
仕事をする面では、意見が通りやすいのは

男性のほうが優位に思えて、働きやすい思います。

男性:
自分の妻が今の弊社で働いていたらとても働きやすい
と思います。
早く帰っても、連休を取るとしても誰も嫌な顔しないですからね。

ワーク・ライフ・バランス的には良いと思いますね。

司会:
では、(良い環境の中だったら)女性になりたいですか?


男性:
それは違うかな。

司会:
それは、なぜですか?

男性:
求めているものがワーク・ライフ・バランス的なところではない
からですね
やっぱり、遣り甲斐だとか、人から信頼を得たいという

欲求が自分にはあるので、男性のほうが、それが叶う環
だと思うからですね

司会:
異性になることで働きにくいと思うことはありますか?


男性:
男性には上の方が直接指示をくれることが多いですが
女性に対しては中間の上司を通して間接的に指示をされる印象
があります。
伝わりかたも何人もの人を通じてだと、
ニュアンスって伝わりにくい
と思うので、直接指示をしてくれたほうが、わかりやすいと思います。

女性:
帰りにくいという話がありましたが、弊社も男性が遅くまで
残っている傾向があるし、上司のグチ飲み会に付き合うことも
多いです。
逆に、上司も部下が残っていると帰りにくいという雰囲気が
伝わってくるし、昇進などで追い越された感で焦りを感じている所
を見ると、男性は大変だなと思います



女性:
今日の座談会で男性から女性に対することとして、

色々な気遣いや飲みに誘うというような事は、
女性にとっては疑問に思うことがあるけれど、

それは男性から女性に対する“ 思いやり ”によるもの
ではないかと感じましたね。

男性:
(女性に対して)必要以上に優しくしたくなってしまうのかなと
思いますね。

司会:
今回の座談会や、これまでのブログをきっかけに、色々な側面が
見えてきた気がします。
皆さんもこれを機に、女性活躍について考えて頂けたら嬉しいです
どんな形が理想なのか。

男女平等なのか、それ以外の形があるのか、、、。
皆さんがそれぞれ、思いを巡らせることが、とても大きな第一歩
だと思います


~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

座談会を開催してみて、男女問わず、おひとりおひとりから
疑問やストレートな気持ちを投げかけていただいた事、
時に笑いを交えながらも、真剣にお話を頷きながら
聞かれていた事が、印象的で とても有意義な時間となりました。
改めまして、ご参加いただいた皆さまそして今回の準備等に
ご協力いただいた印刷工業会の皆さまにお礼申し上げます。


このブログを読まれて、『そうだよね(!!)
思われた方は勿論のこと、
『ギモン(?)』もあることでしょう。
これに限らず、そういう感情が生まれるのは

意識の始まりではないかと思います。
心に、『↘↘』や『??』がついたら、

見たり聞いたり話したり等から、
↗↗』や『!!』を感じて、
“お顔” も “こころ” も ポジティブスマイル
なれることを願っています。


ご覧いただき、ありがとうございました。
次回は、いよいよ期間限定
WAブログ 》 ファイナルです!!

** R.S **

2016年3月9日水曜日

「男女でWAになってかたろう」座談会【中編】



お菓子を食べながら、和やかに座談会が進みました ☆


こんにちは。
「女性の意識改革」分科会です。
 

「男女でWAになってかたろう」
座談会【前編】引き続き、
少し緊張気味の空気感が
柔らかくなってきた【中編】を
お届け致します。





男女差を感じる時とは、就業時間内だけでなく、
その延長線上にあるものでは・・・?
ということで、仕事を終えて帰る時など男女差
についても会話が膨らみました♪


【 残業における男女差について 】

男性:
営業なので、1日の予定の中で、どうしてもコントロールが
できない時もあって、夜遅くなってしまうことが多いのですが、
やっぱり女性が夜遅くまで働いていると、
男性的にはちょっと情に刺さる所があるといいますか、
かわいそうだな思ってしまいます
周りも“ 早く帰らせないと… ”という感覚がありますね。

男性:
私の部署(製造部)では、男女共に業務も休みの取り方も
偏ることは無いのですが、男性が遅くまで残っていることは
あっても、女性は夜勤以外で遅くまで残ることは滅多に無い
ですね。

男性:
帰りの夜道が危ないことを気遣ってのことだと
思いますが、男性と女性に対する対応に温度差
を感じますね。

司会:
女性の方たちは、残業で遅くまでいる時に
「早く帰るように」と言ってほしいですか?

女性一同:
そんな事ないかな…。

男性:
弊社だけかもしれないですが、
台風とかあると、「女性は早く帰るように」と言われ
まず女性を帰すのですが・・・

女性一同:
言う!言う!!(男性も “確かに” という反応)

女性:
弊社もそういう傾向があって、まだ仕事も残っているのに、
「女性は早く帰りなさい」と言われるのですが、
どうして女性だけ早く帰らせるのだろと思いますね。


司会:
そういう時、残っている男性達はどう思っているのですか?

男性:
私は、女性が早く帰ることは気にならないですね。
男性と女性は考え方が違うということもあると思います
例えば非常時に女性が会社に残った場合、
“ 誰がどこで寝るのか ” 等、男性に判断を委ねられることが
出てくると思うので色々考えると、女性が先に帰るほうが
良いのではないかと思いますね。


【 帰るとき、気を遣う? 】

男性:
女性が早く帰っても、特に思うことは無いですが、
男性からすると、女性は「早く帰るように」と言われても、

“ 私だけ帰っていいのかな ”と考えてしまい、帰りづらいのかな
思いますね。
それと女性に対しては、強制的にという感じ
がしますね。
業務命令となれば別ですが…。
男性の帰宅時間は自己判断といった傾向が強いので、

どちらかというと帰りづらいかなと思います

男性:
チームの中で、男性だけ残っている時はそのようなことは
無いのですが、残業している人の為に残っている上司が
いると、「どうして何もすることが無いのに残っているの?」
と疑問視している女性社員もいますね。
どうしても女性が残っているという理由だけで、

(男性は) “ 残らなくてはと思う雰囲気 ”がありますね。
 司会:
男性から見ると、女性に対してそういう配慮が必要だと
思っているのでしょうね。


【 “ 帰る ” or “ 残る ”の判断 】

男性:
(女性を残して)
帰って良いかどうかの判断は難しいですよね

司会:
男女関係なく難しく感じますか?

男性一同:
男性の場合は気にしないですね。

男性:
私は入社の頃、上司が残っているときに、
部下である自分が先に帰る事にプレッシャーを

感じましけどね。

【 飲み会の誘いについて 】

女性:
弊社では、仕事終わりの飲み会に、男性の場合は
必ず参加するような雰囲気がありますが、
逆に女性の場合は気を遣われながら誘われる空気があります。
みなさんの会社では、飲み会の参加に男女差はありますか?

男性:
私は特殊で、妻が同僚でもあるため、一緒に飲むことが
あります。
私から誘うことが多いのですが、“ 彼女がいるなら ”という事で

先輩や部下の女性たちが集まる(集まりやすくなる)ので、
誘いやすい環境なのかなと思います。

男性:
基本的に僕は誘い下手なので、何か理由がないと
男性でも気を遣うことがあります
女性を誘うことには、とても気を遣いますね。
こちらから誘って断られたら傷ついちゃいますね。


女性:
事前準備が必要になりますね。

車通勤という事もあるし、子供のお迎えとかもあるので、
前もって予定を立てておかないとならないので、

事前に声をかけてくれたらいいかなと思いますね。

女性:
私は、まだ家庭を持っておらず、且つタバコも吸わないので、
喫煙所での雑談の中、仕事等の情報交換をしているという
話を聞くと、そういうコミュニケーションも無く、ただ仕事をして
るだけの毎日は寂しいかなと感じるので、飲み会の機会が
あれば、誘ってほしいと思いますね。
でも、もし家庭を持ったら、やはり家庭を優先してしまうかも
しれませんが今のうちにそういう場に参加することで、
社内にいて気付かなかったこと、知らなかったことが分かったり
コミュニケーションの幅が広がるだろうと思うので、個人的には
羨ましいと思いますね。

男性:
女性側から誘うという事はありますか?


女性:
それは確かに…無いですね。

男性:
同期同士ではどうですか?異性とか女性同士で行きますか?

女性:
私は、同期が非常に仲が良いので、年齢や男女問わず

毎月1回のペースで、同期会をやっています

司会:
男性の場合は、誰に誘われるかで、Yes・No の
選択肢はありますか?

男性:
こちらの用事で譲れない場合がある時は断りますが、

無い時は基本的に断ることは無いです

女性:
(男性ゲスト)〇〇さん達とは、飲みに行ったことがありますが、
あまり誘ってくれないですよね。

男性
いや~ その… ちょっと勇気がいるというか
断られたら傷つくのが辛いという所もありまして…。
おじさんと飲みにばかり行っているから、

自分と同世代や下の世代に対しては、
すごく気を遣ってしまう所がありますね。
おじさんたちは、積極的に誘ってくれるところがあるので、

そちらへ行きがちになってしまっています。

女性:
私、ちょっと勇気を出して飲みの誘いをしているのですが…。


男性:
あっ!すみません。今度、僕から誘います

全員:
≪≪ (笑) ≫≫

女性:
最近、上司を飲みに誘って断られることが結構多くて、

ちょっときっかけがあった時に思い切って「行きますかっ!」と誘ってみたら、
引き気味のリアクションを取られた事があって、凹みました。。。
飲むのが好きか、嫌いかという事もあるかもしれませんが、

誘ってほしいなと思いました。
そうなると総じて、女性に対して気を遣う所があるのですね。



~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

皆さん、様々な経験をされてきた中でのキモチを
投げかけていただきましたが、座談会の模様は
まだまだ続きます!
次回、「男女でWAになってかたろう」【後編】
をお楽しみに ♪

**R.S**

2016年3月3日木曜日

「男女でWAになってかたろう」座談会【前編】

皆さんこんにちは
「女性の意識改革」分科会です。


日ごとに春らしくなってまいりました。
本日は桃の節句ですね♪本日は分科会メンバーと食事会の予定ですので、
年甲斐もなく、雛祭りを楽しみたいと思っています。























【ブログのバナーと同じカラーの雛あられ♪】



さて本日は2月に開催されました座談会の前半の模様をお届けしたいと思います。


今回の座談会は、以前より「女性活躍について男性の意見も聞いてみたい」という思いがあり、
当分科会メンバー在籍の各社より、男性5名女性2名の方にご参加頂き、分科会メンバーも参加し、総勢16名幅広いトークテーマでお話しさせて頂きました。







 



※以下、司会男性女性(分科会メンバー9名を含む)の3者に分けて表記させて頂きます。司会は分科会メンバーの女性が担当致しました。



女性のキャリアについて】
―環境的にステップアップが難しい―


司会:
いきなりですが、女性のキャリアについてどうお考えですか?


女性:
今は一般事務的な仕事をしているのですが、今の仕事でどうやって上を目指していけばいいのかがわからないですね。
最近は女性も色んな職種に就いている人がいて、そういう人は上がっていくことができるのだろうけど、一般事務、環境的にステップアップがなかなか難しいのが現実かなっていうのは感じています。


女性
キャリアとか考える地点にいないなって改めて思っています。どう続けていくかがメインになってしまっていて、昇進昇格というところまで至っていないなっていうのを感じました。
上司も私が手を挙げれば、仕事を任せてくれると思うのですが、責任を持って最後までやれるのか自信のなさを感じていて自分の目標としては、子供が生まれる前の仕事ができるようになれたらいいなと思っています。
今は目先の仕事をこなすことばっかりになっちゃっているなと思います。


司会:
女性社員が身近にいらっしゃる立場から、女性に対して何か感じている事はありますか


男性:
弊社で最近2人管理職になった女性社員がいたのですが、1人は旦那さんの転勤で辞めてしまって、もう一人は時短で残業ができないという事で管理職を降りてしまいました。
今これからまた管理職になるポジションにいる女性がいるのですが、色々と話を聞いていると、部下が時短で帰っちゃう場合に管理職はどうしたらいいのかと心配していたり、時短や夫の都合で退職する場合もあるので、管理職になるのが恐いという女性もいました。
子供が大きくなるとまた違ってくるのかもしれませんが、なかなかバランスを取るのが難しいですね。


男性:
弊社は女性にとって、働きやすさという面では恵まれた環境ではないかと思っています。自分の部署の女性に対しては、自由に休みを取って自由な時間に帰れるように仕事を振り分けているつもりです。
またそれとは全く別で、キャリアについては考えなくてはいけないと思っていますが。


司会:
自由にというのは男性に対しても同じですか?


男性:
それは・・・ちょっと違います。これは持論ですが、男性と女性は違う生き物だと思っているので、同じ土俵で比べることはできないと思っています。
活躍するということで考えれば男女で向いている仕事があって、それぞれで力を発揮できればいいかなと思います。
女性が男性っぽく仕事をすることが活躍ではないと私は思っています。
前職は女性が多かったのですが、女性は女性に厳しすぎる。笑 
それと、性で活躍している人は、自分の仕事を渡したくないという人が多いイメージでした。自分の仕事を囲い込みたがる、あまり人と共有したがらないというか。


司会:
やはりそのように思われますか?


男性:
そういった方も多いように感じますね~。



【女性の性質??】
―それ?私の仕事ですか?―


男性:
女性は自分を持っているイメージがあります。弊社でいうと、我が強い人が多いイメージです。
「嫌なことは嫌だ」「それ?私の仕事ですか?」みたいな方がいます。


女性:
逆に男性は物を言わない人が多い印象ですね。じーっとこらえて、波風立てないようにしている人が多いイメージがあります。
男性って優しいなって思います。仕事と割り切られているのかもしれませんね。


司会:
男性の中で「それ?私の仕事ですか?」って言った事ある方いらっしゃいますか?
(→挙手0人)


男性一同:
言ったことはないですね。思っていても言わない。。笑


司会:
それでは、女性の中で「それ?私の仕事ですか?」と言った事ある方いらっしゃいますか?
(→そろりと、女性の2~3名が挙手。)


女性:
「それ?私の仕事ですか?」って言うのは、仕事の種類にもよる思うのですが・・。例えばいつもお茶出しを頼まれている女性がいて、その方はいつも忙しくしているのに、近くにいる男性の新入社員には頼まない。


男性:
頼みやすい人がいるっていうのは事実ですね。その人は嫌がっているわけでもなく、それも仕事としてやっている場合は頼んじゃいますね・・


女性:
女性がお茶出しをした方が、印象が良いっておっしゃる方は多いですよね。私の場合は女性に向いている仕事だと思うので率先してやっています。


女性:
お茶出しする方が受け入れてやっているなら問題ないのかもしれませんね。
でももし嫌々やっていたなら、それは差別にあたるかもしれないので改善が必要かもしれませんね。


















【女性の仕事の向き不向き】
―女性に仕事を頼むときは気を遣います―


司会:
女性の仕事の向き不向きってあると思いますか?


男性:
女性は自分の中の段取りがあって1日の動きを変えられたくない人が多い印象です。処理能力は高いけど、突発的な事に対応できない方が多いように感じます。
なので、女性に仕事を頼む時は気を遣いますね。
逆に男性はすぐ引き受けてくれるので、男性には気軽に仕事を頼んじゃいます。


男性一部:
たしかにそういう方はいらっしゃるかも・・・


男性:
営業の女性社員のすごいところは、すぐに営業先に入っていけるところだと思います「お茶しましょう!」といって営業先とすぐに親しくなれるのはすごいと思います。
また女性のクライアントに女性の営業を付けると、友達のように仲良くなって仕事をしていて、男性にはなかなかできることではないと思います。


司会:
逆に、女性から見て女性特有のマイナス面のようなところはありますか?


女性:
女性は男性と比較して感情的になりやすいかなと思います。新入社員の頃は冷静になれないことが多く、泣いてしまったこともありました。


司会:
確かに仕事で泣くのは圧倒的に女性が多いですね。


男性:
前職の女性上司に「女性は仕事で叱られると自分が嫌われていると思って仕事が上手くいかなくなる」と言われたことがあります。男性は仕事の事で叱られても自分自身が否定されていると思わないけど、
女性は、「私は嫌われている。あの子は好かれている」と感じる人が多いから、女性への言葉は注意するようにと言われました。


女性一同:
(う~~ん・・・と、思い当たる節ありと言った表情。)


女性:
私は女性女性って扱われるのが苦手です。もう少し雑というか、男性に対する態度と同じ方が気が楽ですね。



【仕事と子育てについて】
―仕事モードとお母さんモード―


女性
1人目の時は昔なので前例がなく、赤ちゃんを預けて働く事に対して周りの目と、自分への罪悪感がありました。
でも下の子の時には制度も整ってきていたのもあり、職場から「今度いつ戻ってくるの?」と言われました。
仕事をしている時は自分の時間で自分でいられる時間。家に帰ったら、お母さんであり奥さんでもあるので、仕事をしている時間は必要です。仕事がストレス発散にもなっています。


男性:
妻は専業主婦なので、お母さんモードをOFFできないので、ストレスがたまって大変だと思います。
働いている人は、子育てのストレスを仕事で発散して、仕事でのストレスは子供の顔を見て忘れられる、といった切り替えができるという面では良いのかもしれないですね。



【女性の人事異動】
ー1個でも2個でも自分ができる!という事をみつけるー


女性:
弊社では女性の異動は少ないです。そもそも工場は製造の分野などが多く、それこそ交替制に入って輪転機を回すといった職場なので女性が働けるところ自体が少ない。
産休や育休で空いたところにスポット的な人事異動はありますが、その他の理由での異動はあまりないです。
そういった意味では異動して経験を積んでステップアップするという機会が男性に比べて少ない気がします。


女性:
私の会社では、部署異動に関して意思表示できる制度があるのですが、意思表示とは関係なく異動が続いた時期がありまして・・・。
異動ばかりだと自分は評価されていないのでは?と考えたり、どうせすぐに異動だからと自暴自棄になって仕事に身が入らなかったりした時期もあります。
今は、1個でも2個でも自分ができるという事を見つけて、今の職場で仕事ができることをアピールするようにしています。
今考えると異動も良い経験になっていると思いますが、やっぱり同じ職場にいる方が「来年にはこの仕事ができるようになっていたい」などキャリアプランも立てることができますしね。


~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~


以上、座談会前半の模様をお届けいたしました。
今回ご参加頂いたゲストの皆さん、お忙しいところ貴重なご意見ありがとうございました。
女性にとっては耳を塞ぎたくなるような率直なご意見や、ママ目線・パパ目線から見た女性活躍についてのご意見など大変参考になりました。

また座談会の場を提供して下さいました印刷工業会の皆様もありがとうございました。

たった16名での座談会でしたが、考え方は十人十色で、話してみて初めて気づいた事もありました。じっくり話すことって大切ですね♪
多くの職場で、男女問わず些細な事から話し合う機会が増えていったらいいな~と感じています!!

次回は、「男女でWAになってかたろう」座談会【中編】
をお届け致します。お楽しみに~。


M.A

2016年2月29日月曜日

印刷工業会「分科会 最終活動報告」について

皆さん、こんにちは!
いつも、この通称WAブログ≫をご覧いただき、
ありがとうございます!!

早速ですが・・・
去る月17日(水)に、『女性活躍推進部会 分科会 報告会』が
図書印刷株式会社の本社の会場にて行われました。
(図書印刷の皆さま、素敵な会場のご提供、ありがとうございました!)


・・・ということは???

そうなんです。
私たち、通称WAメンバー≫が初めて顔を合わせて
活動を共にしていくことが決まった月以降、
ヶ月間に渡る「女性の意識改革」分科会
ネガティブポジティブにしていく活動内容を
印刷工業会会員企業の各社トップの皆さまに報告する、
『最終報告会』に出席してきたんです!!

昨年12月に中間報告会に出席し、トップの皆さまの女性活躍に対する
想いを直接聴くことができた貴重な機会であり、それからヶ月、
更に私たちのパワーアップした活動内容を、
WAメンバーらしさ満載に報告して来ましたので、
その模様をお伝えしていきますね♪♪

* * * * *

今回は、
 「ワーク・ライフ・バランス」分科会
 「女性の意識改革」分科会
 「マネジメント」分科会
の順に報告をいたしました!


分科会報告に入る前の休憩時間中に、
私たちWAメンバーは会場前方の隅で円陣を組むかのようにWAになり、

リーダーからの最後の確認を共有し、
メンバー全員で意識を統一して臨みました!




<報告概要>
 ①活動の出発点
 ②ゴールイメージ
 ③現在地の確認
 ④ポジティブの創出に向けた施策展開内容(アンケートブログの開設)
 ⑤リアル『WAになってかたろう』★
 ⑥これからの「女性の意識改革」に向けて

以上、リーダーの熱いプレゼンテーションで今までの活動の大枠をお伝えし、
WAメンバーは活動内容を思い返しながら、しみじみ聴いていました。




そして、普段文字のみでお伝えしてきたこのWAブログを、
私たちWAメンバー一人一人が、自身が担当したブログ記事について
『アンケートから拾ったこのネガティブ要因から、
 こんな記事を書いて、こんなことを感じました、
 こんな風にポジティブにも受け取ることができました。』
ということを、リレー形式で口頭で発表していきました!

それが、⑤リアル『WAになってかたろう』


今までの報告会では、リーダーが代表として報告していましたが、
メンバー全員が発言をする、という新しい報告スタイルで、
トップの皆さまにも、私たちの本気度、WAとして一体となって
活動してきたことがきちんと伝わったのではないかなと確信しております!


トップの方のコメントでも、

■今まで表に出なかった「声」を出してくれた
■「意識改革」を「ネガティブポジティブ」に捉えて活動をしていることは
ユニークで良いアイディアである。

と評価いただきました!!

改めて、私たちの活動内容に真剣に耳を傾けていただき、
ご意見や率直なご感想をいただけたこと、大変ありがたく思います。
そして、トップの皆さまや工業会の皆さまの心強いご支援があって、
私たちはこの報告会の場を迎えることができ、
また、今後の活動への強力な後押しとなります!!
トップの皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました!!




報告会後には、トップの皆さまや3分科会のメンバーとの懇親会があり、
普段中々交流する機会がない方々と、今までの分科会活動について
語り合ったり、女性活躍について意見を交わしたりと、
貴重な時間を過ごすことができました。


ちなみに、本日(2016.2.29時点)までのブログ閲覧数・・・
7,512!!!

約3ヶ月でこんなに多くの方に読んでいただけて、
興味を持っていただけて、とても嬉しく思います!
ありがとうございます!!



これからも重要なのはコミュニケーション
内に秘めずに、に出していくこと。
女性と男性が一緒になって、これからもかたっていくことが大事なのです。

皆さんも是非!



WAになってかたりましょう!

Y.Y



・・・追伸。

報告会後には、リーダー、サブリーダーへの感謝の気持ちをサプライズで伝えました♪
(すみません、美しい素顔は皆さまのご想像にお任せします♪)


2016年2月22日月曜日

座談会/分科会メンバーだけでのよもやま話・後半



分科会メンバーだけでの座談会、後半では、
心が折れたエピソード&救われたエピソードの続きからお送りします。
前半記事に引き続き、E.Hがお届けします。



心が折れたエピソード&救われたエピソード



【鋼のハート・F子の場合】

A子:F子さんは、心が折れたエピソードってありますか?

F子:それが無いんですよね。今回改めて考えてみたのですけど。

A子:えー!?感じてないんですかね?
    たとえば挫折とか、うまくいかなくて悔しい~!ってエピソードとか・・・。

F子:新人のときに、グループ会社の部長さんから、
   うちに全く関係ないクレームを受けて涙ポロリ、みたいなことはありましたけど。
   そのぐらいですかね・・・「これ、私の仕事ですか?」って返しましたけど。

※注「これ私の仕事ですか?」はキーフレーズです!
  ゲスト参加の座談会記事にご期待ください!

E子:喧嘩します?会社で。

F子:しますします。電話とかで。
   「え、それ違うでしょ」ってことがあると、我慢せずにガッと。
   最終的に相手も納得してくれて。

A子:結構言い負かすタイプ(笑)

E子:1年目から?

F子:そう。1年目の頃はもちろん謙虚にはしてましたけど。
   自分の仕事を与えられた限りは、責任を持ってやりたいという気持ちが強い
   タイプなので。
   きちんと納得のいく限り相手の話を聞いて、ちゃんときちんとしたものを渡したい。

   これまであまり大きな失敗をしたことが無いかもしれません。

一同:すごくない!?

F子:そこだけ自分の能力だと思うんですけど。
    このままいったら何か大事になるな、ってときだけ、匂うというか。鼻が利く(笑)
    相手の仕事でも、あやしいときにはこそっと確認して、
    ミスを見つけられるっていう。
    なので、これから味わうかもしれない・・・心が折れる瞬間。


【番外編:Nさんの場合&みんな飲み会で何話す!?】


A子:ちなみにNさんが心が折れたエピソードはありますか?

※Nさんという方は印刷工業会の男性で、
この分科会の保護者的役割を担ってくださっている柔和な紳士です。

N:  しょっちゅう折れそうになってますけどねえ。
    最近は特にですね。50歳になってから。今、55歳なんですけど、
    体力的なものもありますし、残り時間が中途半端じゃないですか。
    気持ちをどう持続させていくかと。目標をどう持つか、難しいですよね。

B子:弊社も55歳で賃金カットが始まるので、
    モチベーションの維持、大変だと思います。

A子:弊社もなんですけど、
   上の方がそういった理由からモチベーションが下がるじゃないですか。
   それを下の人間が上げなきゃいけないのがすごく疑問で。
   後継を育てることに意識を注力して、
   そこでモチベーションも高めて欲しいところなんですけど。

   やる気をなくした上司の気持ちを上げるのって大変で、
   私の場合それで結構心が折れるかも。

   飲みに誘っても断られるし(笑)まあめげずに誘いますけど(笑)

B子:飲みに行って何の話をするんですか?

I子:仕事をしていく上でのモットーとかを聞くと、皆さん熱く語ってくださいますね。
   役員の方とか上の方と、普段はお話できないので、新鮮で楽しいです。
   飲みの席でしか話せない仕事の話ってありますよね。

B子:私は飲みの席で一切仕事の話をしたことがないです。くだらないことばっかり。
    モットーなんか聞いちゃったら皆あわあわしちゃうと思います(笑)
    私が結婚してからは、家庭の話ができるというので喜ばれますね。
    旦那さんの話とか、ご飯の話とか聞かれます。心配してくださってるのかも(笑)


【お弁当、美味しかった~!】



【同期との温度差&「女だから」? A子の場合】


A子:私は逆に、入社1年目は同期とソリが合わなくて心が折れそうになったかも。
    仕事の話をしない同期たちだったから。

    入りたてのときなんて、夢とかあるじゃないですか。
    こうしたい、とかいうのが同期にはなくて。
    ちょっとしたことに文句ばっかり言っている感じが・・・
    居場所がなく感じられましたね。

    でも入社から10年経った今、
    逆に仕事と離れたくだらないことが言い合える関係がありがたいなと感じます。
    先ほどもありましたけど、
    年次が経つにつれて、見方って変わるなと思いますよね。

    あとはやっぱり言葉で心って折れますよね。

    遅くまで残業しているときに、
    「女なんだから、そんなに仕事ばかりしていないで帰れ」とか。 
    でも与えられている仕事もあるし。
    「え、女だから仕事させてもらえないのかな?」って。

E子:でもその人って、どういう真意で言ってるかわからないですよね。
    言葉がそうだっただけで。

A子:私はそのときは、お客様に救われたように感じます。
    どんなに自分が辛くても、もっと大変な環境で働いているお客様もいる。
    そっちも見ているから、それで支えられたかもしれません。

C子:外勤営業って、モチベーションあがるきっかけは多いですよね。
    自分の対応はもちろん、会社に対して褒めてくださるのでも、
    その言葉を直接受け取れる立場じゃないですか。
    だから、お客様に救われることは私も多いです。


ブログとアンケートを通じて、感じたこと・気づいたこと


ご覧いただいているWAになってブログは、
各記事、分科会メンバーがそれぞれうんうん唸りながら執筆しています。

また、皆さんにご協力いただいたアンケートの声を受けて、
それぞれが感じたことを率直に話し合いました。

~~~~~~


B子:弊社の場合は、残念ながら、
    社員が女性活躍というものに実際全然興味がないのに気づきましたね。
    男女問わず。
    だからこういう活動は、ずっと続けていかなければならないなって。
    時間がかかるなと。

F子:女性は充分活躍しているのに何で?みたいなのありましたよね。
    バリバリやっていらっしゃる方からは。

E子:自分だって当初は女性活躍と言われてもピンとこなかった。
    いざ自分自身が参加してみると考えるようになりました

D子:「女性だからという理由で障壁になっていることはありますか?」
    というアンケートの質問には、
    うちの会社の場合、「女性に起因することではない」という声が大きかったかな。

    それを受けてみて、
    女性だからということでの不満がないという以上、女性活躍って何なのかなと。
    すごーく地道にコツコツ伝票処理をこなすのだって、
    男性と同等に仕事をバリバリこなすのではなく家庭を優先するのだって、
    女性の活躍のひとつですよね。

    でも今なされている所謂「女性活躍推進運動」って、
    そういう方にスポットをあてるものではないじゃないですか。
    女性管理職の割合とかに目を向けがちですよね。
    みんな実像がわからないまま、
    「女性活躍」というフレーズに踊らされている印象はあります。

    そういう意味では、今参加されていない方々が、
    より多くこの活動に参加することが大事かなと思います。

    私自身、1年ちょっとこの活動に参加して、明らかに「女性活躍」について
    考える機会が増えました。
    いくら聞いてきたことを会社に伝えるといっても限度がありますしね。
    たくさんの人にこの活動に参加してもらいたいな。

A子:管理職の割合を増やすというのも、
    女性の管理職がいないと、
    女性の意見が反映されにくいというのもあるでしょうしね。

B子:単純に今はその段階にいるだけだと思います。
    女性管理職をまずは増やさないとどうしようもないという。
    個々人が色々な像を持っているよっていうのは、その後の話ですよね。

I子:この分科会の活動をしてみて、会社で何か変わったことはありますか?

H子:先日インタビューをお願いした人事の男性は、
   女性活躍について、発言をするようになりましたね。
   女性のキャリアアップに対して、
   こう考えているっていうのが以前もあったんでしょうけど、
   わざわざ発言することは無かったんだと思います。 
   それがインタビューの場であったり、
   私たちのような窓口ができたことによって意識が変わってきたんじゃないかな。

D子:普段話していない人が話しかけてきてくれたりするようにもなりました。
    話していい相手だと思ってくれたのかな。

B子:さっきもD子さんもおっしゃってたけど、
    いろんな立場の部署の人が参加するべきだと思うんです。製造の方とかも。

D子:固定ではない方が絶対いいですよね。
   「ああD子さんが女性活躍やっているんでしょ」みたいなのだと、
   おまかせ~感になってしまう。「俺はわかんないけどさ」みたいな。

A子:今後は男性にも参加して欲しいですよね。

I子:女性活躍がブームで終わってしまうのは残念ですよね。
   政府の方針も『一億総活躍』にシフトしつつありますが、
   やはり女性ががんばっている姿を伝えていきたいです。

A子:逆にこの人意外と興味あるんだな、ってことも多かったかな。
    アンケートやブログを読んでくださって、それがちゃんと刺さっている。   
    声をかけたりするとリアクションをしてくれて。
    やっぱり「女性活躍推進」って発信し続けないといけない、
    発信し続けることが大切ですよね。
   

~~~~~~


今回執筆している私自身も、これまで無我夢中で業務に取り組んできたためか、
女性活躍や働く意識について、深く思いを巡らせる機会はありませんでした。
けれど今一度、自分の足元、そして何より未来に目を向ける上で、
この活動が思考の一助になってくれているように感じます。

これからも印刷工業会の女性活躍推進の活動は続いていきます。
このブログをご覧になっている皆さんも、
是非、イベントや講演会など、お気軽にご参加くださいね。


次回はメンバー以外のゲスト(男性も!)をお招きした座談会記事となります。
男性読者の方にとっては深~く頷いてしまう、
あんな話やこんな話もあるかもしれません。
どうぞお楽しみに!



=E.H=




座談会/分科会メンバーだけでのよもやま話・前半

週に1度のこんにちは。「女性の意識改革」分科会です。
今回はE.Hが執筆させていただきます。

これまでほぼ月に一度集まって打ち合わせを重ねてきた私たちでしたが、
改めて語り合える座談会の場を設けよう、という話になりました。

分科会メンバーだけでの会と、各社のゲストも交えての会の二部構成といたしました。

本記事では、分科会メンバー9名だけでの座談会の模様を、
今回限りの仮イニシャルトークにて、お伝えします。


実際に私たちが経験した
ネガティブポジティブ」への転換のきっかけをお届けすることで、
ささやかながら、読者の皆さんへの気持ちの後押しができればと願っています。



心が折れたエピソード&救われたエピソード


お仕事をしていくにあたり、心が折れそうになることってありますよね・・・
人と人が関わることですし、何かの失敗で自分自身に嫌気が差してしまったり。
皆で語って共感しよう!励ましあおう!
ついでにちょっといい話を聞かせて!というトークテーマです。


~~~~~~

【夜深くの上司からの差し入れ、心温まるG子の場合】


G子:私は入社したときに同期がいなくて周りが先輩ばかりだったんです。

    入社当初は大量の伝票処理が仕事でした。
    前任者との引継ぎが1ヶ月しかなくて、
    3月の繁忙期だったせいもあるかと思うのですけど、
    教えてくださる直属先輩の教え方が、
    私にはきつく感じられてしまったんですよね。
    
    そんな中、処理の最終チェックをしてくださる更に上の上司がいらしたんですけど、
    その方が完璧な方だったんです。
    夜の10時11時くらいまで一緒に残っていらして、差し入れとかをくださったり。
    そういうとき、もう少し続けてみよう、って頑張れました。

B子:同期がいないのって大変ですよね。

G子:そうですね。同じ目線や立場で話せる人がいないっていうのは辛かったですね。
    その上司には、仕事は勿論ですが、心を助けられたことに感謝しています。



【G子さんの言葉に皆深く頷く】



【先輩からのプレッシャー、E子&B子&I子の場合】


E子:私は心が折れた瞬間は仕事ではない・・・感情系かな。
    やっぱり入社当初は、上の方の言葉や態度を意地悪く感じてしまったことも・・・。

B子:私もあります。
    入社して間もないころ、「忙しいから1週間話しかけないで」と言われて。
    何をやったらいいか分からなくて。

    その他にも、些細なミスを直接注意してもらえず、
    上司に告げ口するような形で伝えられたり・・・。

A子:新入社員だとことさら辛そう・・・やめたいとか思わなかったの!?

B子:思わなかったですね。
    私も仕事を沢山もらって、自分の居場所を作るんだと決意しました。

E子:めげそうになっても絶対その人たちの前では泣かないって決めてました。
    あとは私は、
    同期の顔を見に行って、頑張る同期の姿に勝手に励まされていました。

B子:私はその上司に直接言っちゃいましたね。
    アンケートを書く機会があるんですけど、上司に対してのコメントを書きました。
    「私の態度がまずかったようで」と言ってくださいました。
    まあ私も書いた癖にまごまごしちゃったんですけど(笑)

C子:超気が強い・・・いいですねえ。

E子:そういう人間関係に悩む経験もあって、
    相手からの攻撃的な態度に、同じく攻撃的に対抗するとか、
    「やられたらやりかえす」は絶対しないって心に決めましたね。

    そして今後、自分のあとに後輩が入ってきた際には、
    私の後輩への接し方を見て、その相手の心に刺さるものがあれば、
    と耐えていました。

    あと、私が辞めなかったのは、直属の上司が大好きだったから。
    その方自体、すごく忙しい方だったので、負担を増やしたくなかった。
    一番に言いたいけど言えないから、他の人にも言わなかったんです。

A子:新入社員の頃は特に、人間関係での悩み、ありますよね~。
    まあそれは業界問わずだと思うけれど。

B子:そういえば私、昔意地悪だった人のこと、今では好きなんです。

一同:えー!?

B子:結局、自分が同じくらいの年齢になって、私が追いつかない部分もわかって、
    「あ、すごい人だったんだな」と。
    それと、社内に相談に乗って下さる方もできて、
    気持ちが落ち着いてきたというのも大きいと思います。

I子:私は前職も印刷会社だったんですが、厳しい女性リーダーがいらっしゃって、
   すごく細かく注意をなさる方だったんですよね。
   でも先ほどB子さんもおっしゃっていたように、
   その人の歳になって、会社の組織を考えると、
   当時のその方の言葉がわかってくる。

B子:言い方はちょっときついけど、正しいことは言ってたんだなって。

 【お弁当を突きながらの座談会。等身大の会話ができました】



【不思議な関係?D子の場合】


D子:ちょっと理解できない人間関係みたいなもの、私もあったかな。
    すごく仲のよかった男性上司がいたんですけど。
    何かのきっかけで、ちょっと変わってきて。
    私が別の人と話していると、
    遠くから走ってきて「彼女は今仕事中なんだから邪魔するんじゃない!」とか、
    誰かと話していると、「君の声だけがうるさい」と注意されたりしました。

A子:やたらとマークされていますね・・・?

D子:で、私が異動して、また戻ったんですけど
    電話で「前は迷惑をかけたけど、俺も変わったから、安心してね」と言われました。
    けれどその後もよく事情がわからないまま、結局退職されました。。。

E子:その負のオーラをもらっちゃだめですよね。

D子:こっちが変わらないことですかね。


【わたしを支えてくれたあの上司。C子の場合】


C子:私は元々デザイナーで入社したんですけど、
    数年経って半ば強制的に営業に異動になったんですよね。
    今となっては営業職が楽しいんですけど、
    当時はデザイナー職に未練もあったんです。
    
    でも営業部の部長が丁寧に向き合ってくれて、
    こんな下っ端を飲みにも連れていってくれたり。
    割り切って自分を奮い立たせて数ヶ月がんばっていたんです。

    で、当時、チームを組んでいたのが、緻密でクレバーな感じの男性の先輩で、
    私がおおざっぱでトークで何とかする対照的な二人組だったんですけど、
    何かの折に、ちょっとした言い合いの末「営業に向いてない」と言われて、
    無理やり上げていた気持ちが折れちゃった

    そのときは感情的になってしまったんですけど、
    営業としてお客さんと仲良くなるのは私の方が上だ!と思い直して、
    彼の伸ばせなかった得意先をがっつり伸ばしてやろうと決めました。

    あと、私の良いところも悪いところも理解してくれている上司がいて、
    言葉をかけてくれたのが大きかったかな。
    見ていてくれる人がいるっていうのが有難かった。

A子:上の人がみていてくれるっていうのは大きいですよね。
    感情的になりやすいと言われている女性の場合は特にそうかもしれません。

C子:そうですね、上司の方が女性の接し方に慣れていると大きいかも。
    欲しい言葉をもらえると救われる。

E子:アンケートにも「見てくれないことが嫌だ」ってありましたもんね。


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いかがでしたでしょうか?

後半記事では、心が折れたエピソード&救われたエピソードの続き、
そして、この活動を通じて私たち自身が感じたことをお伝えします!


=E.H=