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2016年3月31日木曜日

【最終回:後編】アンケート・レビュー/女性のキャリア ~これからの女性活躍に向けて~



こんにちは、「女性の意識改革」分科会です。

「WAになってかたろう」最終回は、
前編に引き続き、「女性のキャリア形成」についてのお話。


「入社後から、1年目、3年目、5年目、10年目と経験を積むことで、
 "女性"と"キャリア"について、考え方に変化はありましたか。」

アンケートの中のこんな質問から、
キャリアの考え方や働き方の変化について、
女性のみなさんの、いろんな声を聞くことができました。



【 ライフステージに合わせた働き方を 】


女性が、変化を迎えるとき、その時点で、
これからの働き方を決定する選択を迫られることが多い現状があります。

でも、その先も、
その時置かれたライフステージに合わせた柔軟な選択、
しなやかな変化ができるようになれば。。。
そうすれば、育児のためにキャリアアップを諦めたり、
キャリアを積むためにプライベートを犠牲にしたりすることなく、
女性がもっと、活躍できる機会が増えるのではないでしょうか。


出産を控えて、少し今は家庭に主軸を置きたいと考えている。
 子育てがひと段落したら、また仕事にも力を入れたいと考えている。

●子供のお迎えの時間に滑り込む日々が続くと精神的にギリギリになる。
 正直、今はまだキャリアを求める精神的余裕がない。
 ただ育児がひと段落した時、自分の育児と社会復帰の経験は
 後輩の育成にも必ず活きる考え、今はそういう時期なんだと思っている。

●子供を持つ機会を仕事に捧げてしまった
 感はあります。もっと女性らしい社会への
 関わり方をしたかったのですが、
 仕事とプライベートの忙しさ、
 夫の忙しさ等で、機会を逸してしまったことを
 後悔しています。
 女性は、今(一般的に)社会で言われている
 「キャリア」を目指すばかりじゃなく、
 それとは違った女性を生き易くするキャリア
 あっていいのではないかと思います。


【 「仕事」と「家庭」の二択から、 
 多様な選択ができる社会を目指して 】


女性がもっと活躍するために、
ポジティブに選んだ働き方ができるように、
そう強く望むメッセージが、寄せられました。

●女性は、それぞれのライフイベントにあたってその時々に悩むけど、
 「選択肢」があっていいと思います。
 今は自分の後輩が産休・育児短縮勤務をとっていますが、
 時間的制約がある中でも、すごく活躍をしています。
 5年、10年の経験は思った以上に価値があるものなので、
 是非「会社をやめない」ことを前提に、
 人生の節目で続けるにはどうしたらいいかといった視点で
 考えてほしいと思います。

女性が子育てにより働き方がガラリと変わってしまうのは仕方ないし、
 働きたくともフルで働けない事情があるのは、現実を見て常々感じている。
 それでも、女性ならでは、もしくはその人ならではの
 提案ができる人材が辞めてしまったり、
 活躍できなくなるのは企業損失だと思う。
 企業が、女性(もしくは介護や子育てで働き方を変えざるを得ない男性・女性)
 に対して、柔軟な働き方を推進していくことが
 企業貢献できる人材の活躍にもつながるのではないかと考えている。


これから望まれるのは、
ライフステージや描く未来に向けて、いろんな選択ができるようになる。

それは決して女性に限ったことではなく、
男女問わず、選択の機会が与えられ、様々なキャリア、スタイルを選べること。
それは、その人がその人らしく、ポジティブに働くこと。ポジティブに生きること。

これからも少しずつ、環境や、会社や、社会が、
変わっていかなければなりません。
「ワークライフバランス」「マネジメント」の促進が、
両輪で進んでいく必要があります。
でも、それがどんな姿か、
まだ、はっきりとは分かりません。
きっと、これからみんなで探して、つくっていくのです。



【 小さな声から、大きなWAに! 】


だから、まず、社会の一員であるわたしたち自身が、
現状に諦めないで、ポジティブになっていくこと。
本当は「こうありたい」「こうなりたい」、と、夢を描いて伝えていくこと。
これも、女性活躍を実現するために不可欠なことです。
そして、このブログを通じて、わたしたち「女性の意識改革」分科会が目指したことです。

辛い状況に置かれているならば、共有して、
ひとりではないことを知ってほしいと思いました。
壁が前にあるならば、乗り越えられる方法のヒントを、お届けしたいと思いました。
女性の「生の声」を、広く届けるきっかけになれば、と考えました。

「WAになってかたろう」は、これまでに、のべ8,700人を越える方に、
読んでいただくことができました。

たった9人で始まった企画が、
こんなに大きなWAになりました。
仲間が増え、周りには応援してくれる方がたくさんいることを知りました。

ぜひみなさんも、身近な人と、話をしてみてください。
周りに声を届けてみてください。
最初は小さくても、少しずつでも、きっと大きくなっていくはずです。

そして、みなさんの声に後押しされて、これからはもっともっと、
女性がきらきらと輝く、印刷業界になっていくと信じています。




これからは、みなさんで、WAになってかたりましょうっ!!





最後に、多大なるご協力いただいた
印刷工業会や運営チームのみなさま、
ブログ開設にご尽力くださったMさん、
アンケート/インタビュー/座談会に
ご協力くださったみなさま、
工業会会員各社のみなさまに、
心から御礼申し上げます。

「女性の意識改革」分科会 一同

【最終回:前編】アンケート・レビュー/女性のキャリア ~これからの女性活躍に向けて~


こんにちは、
「女性の意識改革」分科会です。
日々寒暖の差が激しいながらも、
いろんなところに春の気配。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

昨年11月より、4ヶ月強に亘って
お届けしてきたこのブログも、
今回で最終回となりました。

最後も、「WAになってかたろう」らしく、
みなさんの声をたくさんお届けします。

今回は、社会的に求められている
「女性活躍」と切っても切り離せない、
女性の「キャリア形成」について
お話です。



【 女性のキャリアアップは想像以上に困難、、、 】


アンケートの中に、こんな質問を設けてみました。

「入社後から、1年目、3年目、5年目、10年目と経験を積むことで、
 "女性"と"キャリア"について、考え方に変化はありましたか。」

キャリアの考え方や働き方の変化について、様々な回答がありました。

その中で一番多かったのは、女性のキャリア形成に難しさを感じる声


●家庭と両立しながらキャリアアップすることは、無理だと感じるようになった。

●経験を積むにつれて、「キャリア」を語ることの難しさを痛感してきました。
 外面と内面があまりにも違いすぎます。
 また、女性は知らず知らすのうちに「諦める術」を身に付けています。

●評価の制度が男性目線で考えられていることなど、
 経験を追うごとに感じ、モチベーションを維持し続けるのが難しい

●女性が少なすぎてどんなキャリアをつめるのかの前例がない
 年齢を重ねるうちにますます、自分の将来像がわからなくなった。


たくさんの女性が悩んでいることを、強く、強く、感じました。
まさに、「生の声」だと思いました。
少し前まで、男は仕事・女は家庭と、完全に別の土俵でした。
その風土がまだまだ残っているのは、
当然と言ってしまっても、過言ではないのかもしれません。



【 仕事第一からの方向転換 】


そんな中で、自らキャリア追求とは別の選択をする方がいます。

●女性が結婚や出産を経験すると、やはり仕事よりも家庭を優先させたい
 という気持ちが芽生えてくるため、キャリアに関しては後回しになってしまう。

●結婚を機に、これまでのがっちり仕事をしたい!という思いより
 ワークライフバランスを大事にしたい思いが強まった。




【 仕事 or 家庭、どちらか一択? 】


中には、こんな声も、、、

●ライフスタイルが変わるごとに女性として、
 キャリアを積む事の難しさを実感しました。
 家庭を取るか、仕事を取るかの選択を
 迫られている感じでした。

●入社時は、周りに産休・育休を取られる方があまり
 いなかった。今は増えたように思う。
 それに伴い、女性の間でキャリア感に隔たりを感じる。
 多様になるというよりは、二極化


このように、女性であるための様々な要因により、
仕事か家庭か、どちらかを選ばなければならなくなる、
それにより、キャリア形成を諦めてしまう傾向が強いようです。




【 それでも、少しずつ時代は変わり始めている! 】


そんな中でも、環境や社会の変化を実感している声も聞こえてきました。

●会社の変化もあり、仕事に向き合うときに、
 女性だからこうという感覚の垣根は入社当初より今の方が感じにくくなった

●入社当時は女性が役職に就けることはなかったが、昨今変わってきた。
 それに伴い、女性も男性同等に頑張ろうという意識が芽生えた。

●入社直後は子供を育てながら働くイメージは全くなかったが、
 周りの先輩方が前例をつくってくれたおかげで意識は変わった。

会社が女性のキャリアについて考えてきていると感じる。



【 次世代のためにも、、、 】


そういう変化に伴って、
キャリア形成が難しいと考えていた女性が、
それを目指せる社会へ。
そのために、奮闘している女性が、たくさんいました。


キャリアを積むことは大切だと感じている。
 自分の為でもあり、後に続く、女性社員のためにもなることだから。

●昔はキャリアを積みたいと思ってなかったが、
 周りの優秀な女性たちがどんどんやめていく現状を見て、
 誰かが変えなくてはいけないと思うようになってきた。
 女性がより良い環境で、より良い立場で力を発揮できるような
 職場づくりができるようになりたい。


女性が、女性であることによる理由で、
道が決められてしまったり、何かを諦めたりしなければならない、
それが当たり前だった時代から、
別の道が選べたり、望めば叶う方法があったり、
変化は、確実に訪れているようです。
そして、その変化を、自分で起こそうとして女性も増えている!
たとえ変化の速度はゆっくりでも、間違いなく、
ポジティブな未来へ、前進しているのではないでしょうか。


後編では、そんな未来に向けての声を、ご紹介させていただきます。
次が本当の最終回。
もう少しだけ、お付き合いください。



2016年2月16日火曜日

インタビュー/人事部から見た女性活躍

みなさん、おはこんばんちは!


女性の活躍推進部会「女性の意識改革」チームのS子です。
春の陽気が待ち遠しいですね。みなさん、お変わりないでしょうか。
この「WAになってかたろう」ブログですが、
着々と記事内容・コンテンツともに充実させてきております。
画面右下には、アンケートの基本情報をまとめたページが出来ました。
みなさん、ブログを閲覧していただく際は、そちらも参考にしていただければ幸いです。

それでは、今記事の本題に移りたいと思います。

私たち、「女性の意識改革」チームは印刷業に従事する女性への
アンケートを経て、印刷業の中で女性がさらに活躍する未来を描くためには
一体どんなことが必要なのか考えて参りました。


ある時は女性推進を考えていらっしゃる経営者のお話を伺ってみたり、

ある時は実際に働く女性として印刷業界の中を生きてきた女性にお話を聞いてみたり。
アンケートの結果から、自分たちが働く職場とは一体何なんだろうと考えを巡らせたり。


そういった活動の中で、私たちの中に1つ湧き上がった思いがあります。

それは「女性活躍の妨げは、男性との性差に限らないのではないか」という思いです。


なぜならば、多くのアンケート回答の中で、男性との性差よりも職場環境そのものに、
女性活躍とのギャップを感じている…といった印象を受けたからです。

例えば、ブログ「アンケート・レビュー/職場風土」にもあったように、
アンケートの自由回答欄への記入には

 ・男女関係なく働きやすい職場が大切
 ・みんなが生きがいを持って働けるようになりたい

といった回答を答えてくださった方が多かったからです。


そんなわけで、今回はアンケートとは別の視点から、職場環境と女性について
考えをめぐらすブログにしたいと思っています。
私が入社した時から面倒を見ていただいているO総務部長にお時間をいただき、
インタビューを敢行してまいりました。






S子が直撃インタビュー!~人事部から見た女性活躍~




「変わったのは“女性が働く環境”」


-お忙しい所、お時間取っていただきありがとうございます。
確かOさん、勤続30年以上ですよね?
 
(O部長)そうそう、この前、勤続30年の表彰受けちゃったよ。
最初は工場勤務でしょ、それから営業内勤、営業外勤やって、経理に長く居て、
3年前から総務の部長として働いてるよ。だから、一通りの職場は経験してきたよ。

-その30年の中で女性の変化ってありましたか?

(O部長)すごく変わったと思うよ。まず、働く部署が違うでしょ。
昔は、女性は専門的な部署というか総務か現場だけにいたけど、
今はそういった専門的な部署以外にも沢山いるよ。総合職としての採用が
多くなったからね。例えば外勤営業、内勤営業、企画とかね。

-女性が変わったというよりも、ニーズに合わせて変わってきたという感じ?

(O部長)そうだね。時代に合わせてね。



「俺には真似できない!?“女性の優れている点”」


-女性が男性よりも優れていると思う点はありますか?

(O部長)やっぱり細かい気配りが出来るところはそうだと思う。
工場の品質管理は今も昔もやっぱり女性が多いよね。
個人的な意見だけど、男性は同じことを集中して8時間もやってられないよ。
すぐ飽きちゃうからね()

-女性の優れている所は現場に限られてしまうのでしょうか?

(O部長)そんなことはないよ。
女性ならではの外勤営業の仕方ってあると思うよ。S子さんだってそうでしょ?
何ていうか、男性は距離を取りがちっていうかね。
S子さんなんかうまく相手に取り入れそうじゃん。

-そういえば、昨日、得意先に請求書届けに行ったんですけど、
実は先方にお届けするの暫く忘れてまして…

(O部長)ええっ!?どうしたの?

-すみませんって謝って請求書持って行ったら、
お客さんに「営業なんだから、お金回収しなきゃダメじゃない」って爆笑されました。

(O部長)なんだそれ(爆笑)
でも、S子さんがそのキャラでお客さんと仲良くなってたからそれで済んだんじゃない?
男性営業マンが同じようにやっても同じにはならないんじゃないかな。

-そうかもしれません(笑)



「奥さんが正社員になるのは全然アリ」


-奥さんはパートで働いているんですよね。

(O部長)そうそう

-今後、正社員で働くって言ったらOKしますか?

(O部長)全然いいと思うよ。

-お子さん大学生なんですよね。

(O部長)そう、実家出ちゃってるから、今は二人暮らし。
そういった面では家事も育児も昔みたく手がかからないし、
本人が希望すればいいと思うよ。ただ、若くして結婚したから、
本人が正社員だった期間が短くて、「正社員である」ことに強く拘らないみたい。

-もし奥さんが働きに出たら、家事手伝いますか?

(O部長)やるよー()



「これからの展望」


-これから弊社の女性活躍、どう進めていきたいですか。

(O部長)女性活躍というか、まず、毎年、新卒採用をやりたいね。
うち、総合職での新卒採用は10年ぐらいなかったでしょ。
だからね、ちょっとブランクがあるというか…。
S子さんなんか、その新卒採用開始の一期生だからね。

-そうですよね。

(O部長)実際、女性の応募は多くなってて、今、男性と女性は73くらいなんだけど、
ゆくゆくは55、もしかしたら、女性の方が男性を上回る時代が来るかも。
来年の新人も女性だしね。だから、キャリアアップをどうしていくか考えたいよね。
そのうち、女性リーダーが出てきたり、女性だけのチームが発足してもいいと思っているよ。
そのためには、どうやったら、女性にリーダーシップを持ってもらえるかとか。
女性社員が増えれば、必然的に女性活躍推進のことを考えなくちゃいけないし、
新人教育を強化して、全体的な底上げをしたいね。
S子さんとかさー、そういう風になってほしいなっていうか、期待して…

-えええー!!!()


**********************

みなさん、いかがでしたでしょうか。
弊社は、何と言うか、今、過渡期にあると思います。

苦しい中を、何とかして乗り越えよう。
そのために、何をしたらいいだろう。
みんなで考えて、みんなで行動します。

私は女性活躍推進委員会での活動を通して、
自身の考え方が少し変わってきたなと感じるようになりました。

女性の活躍を推進させるためには、まず、どうしたら、
会社のためになるのか考えなければいけないなと思うようになったのです。

会社全体、そして印刷業界全体の生産力の底上げにつながるものでなければ、
それ主張は認められないのではないかと思います。

その視点は、例え女性活躍推進であったとしても、
外すことは出来ないのではないでしょうか。

女性だからどうだ、とか、男性だからどうだ、ではなくて。
男性あっての女性だし、女性あっての男性でありたいと思うと言うか。

いろんな人が相互に関係しあいながら、より生きやすい環境づくりのために、
ひいては印刷業を魅力ある業界にするために、
その一つの活動として、女性活躍をもっともっと盛り上げて行ければなと思います。

S子





2016年2月10日水曜日

アンケート・レビュー/「【入社当時】【現在】の意識変化~その「WHY?」に迫る!~」



みなさんこんにちは。「女性の意識改革」分科会です。

いきなり寒くなり、新しいストールが欲しいT.Tがお送りします。
(まだ増やすか!)

今回はちょっとご自分の意識のなかをタイムリープして、
【入社当時の意識】【現在の意識】を行き来しながら
読んでいただきたい・・・
そんなテーマをご用意しました。

ズバリ、
「【入社当時】【現在】の意識変化~その「WHY?」に迫る!~」 です!


今回は
1. 働く上での自分の理想像
2. キャリア形成
3. 仕事に対する姿勢

の3つのカテゴリごとに、入社当時の意識】【現在の意識】
比較した集計グラフをご覧いただきます。

集計結果から、1つ気づいたことがあります。

それは、現在の意識】は、現時点での勤続年数によって違った
ものになっていっているのではないか?という点です。
入社当時の意識は「過去」で変化はしないものですが、現在の
意識は日々を重ねることによって変動していきますよね。

そこで、集計グラフと共に、さまざまな勤続年数の方々の
“なぜ「意識変化」したのか?”
についてのコメントもピックアップしてみました!!

(各コメント冒頭は ◆入社当時⇒現在 を表しています)





【グラフとコメントから見る「意識変化」】

<働く上での自分の理想像>

◆働く上での自分の理想像◆設問1
A 働く上での、自分なりのこだわり、モットーがある
B こだわりやモットーは特にない





◆Bである⇒Aよりだ
入社1年目から現在までずっと同部署に所属していますので、
仕事や会社に慣れるのに精一杯で自分の働き方について
特に意識もしていなかった入社当時にくらべ、仕事に対する
視野は広がったように感じています。
(事務・管理部門/6~10年)

◆Aである⇒Bよりだ
入社当時は自分なりの希望に近いものを持っていましたが、
今となってはその希望を叶える前にまず型にはまるのが優先だと気づきました。
何かをする前にはまず既存の方法を試し、そこから応用しつつ
積極的にこだわって仕事に取り組みたいと思っているのと、
今はまだ与えられた仕事をこなしている為、受身よりかなと感じました。
(事務・管理部門/5年以下)



<キャリア形成>

◆キャリア形成◆設問1
A 部署異動して経験を積みたい
B 部署異動は避けたい





◆Bである⇒Aよりだ
入社当時は、ずっと同じ部署で専門スキルを身につけたいと思っていましたが、

今はたくさんの部署の仕事を経験して、会社全体の仕事の流れを把握したほうが
役に立つと思っています
(事務・管理部門/6~10年)

◆Aよりだ⇒Bよりだ
入社当時は色々な部署で色々な経験を積みたいと思っていました。

しかし現在は、実際に働いてみたことで、自部門の業務が1年間では
到底把握できないことを痛感し、更に自分の至らない能力に直面したため、
まだまだ同じ部署で経験を積んでいかなくては、と思うようになり、
部署異動は避けたいという意識に変化していきました。
(事務・管理部門/5年以下)



キャリア形成◆設問2
A ライフイベント(結婚・出産・介護)に関わらず、
自社で勤めたい
B ライフイベント(結婚・出産・介護)を機に、
退職したい(したかった)




◆Bである⇒Aである
入社当時は理想も何も無くおそらくやめるだろうぐらいの感覚
でしたが、
いざ自分が結婚し出産して育児休暇から職場復帰してみると、周りの方々の
ご協力やあたたかいご理解のもと意外にも仕事を続けることができ、
そして何より、周りの子育て中の先輩方の姿を見て、私もこうなりたい!という
意思が強くなりました。
(事務・管理部門/11~15年)

◆Aよりだ⇒Bである
夫婦共働きが当たり前の時代の為、入社当時はぼんやりと
「わたし自身も結婚(出産、介護)をしても働きたいな。」と思っていました。

今は色々なところが見えるようになったという点と、営業の勤務時間や
業務内容について、体力的にも精神的にも余裕がないという点で、
「結婚(出産、介護)をしてからもこの環境で働くことは難しい。」
と強く感じるようになりました。
(営業・企画部門/6~10年)




<仕事に対する姿勢>

◆仕事に対する姿勢◆設問1
A 提案や疑問があれば積極的に発言したい
B 提案や疑問があっても積極的な発言は控えたい
(目立ちたくない)






◆Bである⇒Aよりだ
元々提案や疑問などを積極的に発言することは苦手であり、現在でも根本的には
あまり変わりませんが、入社して、1番身近で働く先輩の“最終チェック部門としての
責任感の強さ”や、“常に疑問を持ち、おかしいと感じたことは積極的に発言していく

姿勢”に強く感化されました。その結果、仕事の場面では、積極的に発言していくことも
大切だと感じるようになりました。
(事務・管理部門/5年以下)

◆Aよりだ⇒Bよりだ
提案が通るまでとても時間がかかることがあるように思います。
話が動く時と動かない時の差を感じます。
(事務・管理部門/6~10年)



◆仕事に対する姿勢◆設問2
A 自分から能動的に仕事に取り組んでいたい
B 上司や先輩から受けた指示を的確にこなしたい















◆Bである⇒Aよりだ
出産を経て、限られた時間の中で業務を終了させるために、自然と業務効率を意識
するようになりましたが、そのためには指示された業務だけだと仕事の全体像が
不明確で業務効率をあげることが難しかったため、能動的に指示以外の業務情報
にも目を向けるようになりました。
(事務・管理部門/11~15年)



◆仕事に対する姿勢◆設問3
A 上司の指示や助言と自分の意見が異なる場合は、
自分の意見を伝える
B 上司の指示や助言と自分の意見が異なる場合は、
上司の意見を尊重する






◆Aである⇒Bである
入社当時は自分のやりたいことや思うように仕事を進めたいと思っておりましたが、
様々な仕事に関わっていくうちに、自分より何十年と経験を積まれている上司の
意見に耳を傾けることは仕事を進める上で最も重要なことであると思いました。
(営業・企画部門/5年以下)





【意識変化から読み取れること】

ポジティブネガティブの違いこそあれ、意識が変化することには
なんらかの理由がありますよね。
意識変化の「マグニチュード」が大きければ大きい程、
判断基準や感じ方はガラッと変わるのだと思います。

ピックアップしたコメントに限って言えば、

「入社してから一旦自分のこだわりを横に置いて「まっさら」
なって仕事をどんどん吸収していき、理解や経験を経てまた
自分らしく仕事と向き合っていく・・・」

そんな像が浮かんで来たと共に
「その時々になって初めて実感できること」の多さに
気づかされました。




*番外編*
「入社当時の理想像は、しいていうならば
「時間とお金を上手に使える大人(?)」というような曖昧なものだった。
けれど実際に仕事を始めてみて理想像が明確になってきた。
学生時代によく耳にしていた「仕事は3年経ってから面白くなってくる」
という言葉の意味を少し理解できたのかな」
事務・管理部門/入社1年目)

という意識変化のコメントは、
「学生から社会人へギアチェンジ」
の過程を表しているようで、私にも改めて新鮮な気持ち思い起こさせてくれました。

誰にでもあった「入社当時の意識」を思い出しつつ、
しなやかに意識変化を重ねながら
自分を「2016年モデル」にバージョンアップさせていきたいですね!


<<<T.T>>>








 



2016年1月30日土曜日

実践!キモチの持ち直し


こんにちは!
女性活躍推進部会「女性の意識改革」分科会です。

今年入社10年目!で、前厄!な私…
ですが!
先週、厄払いを無事に終え
 
無力だけど無敵だよ☆ミ
 
と、根拠のない自信で気分は上々↑↑
わたくし☆A.T☆がお届けします♪

同じく、厄年の皆さん!
前向きに♪ 笑顔で♪
厄さん吹っ飛ばしちゃいましょー=3


ということで、今回のテーマ
「病は気から!厄だって気から!ってことは、意識だって気からよね!!」


 
初回ブログの中で、
 
-『意識改革』と言われると、とても容易にできることではないと構えてしまいがち。
では、例えば『キモチの持ち直し』とコトバを替えてみてはいかがでしょうか?

ぐっと身近なこと、やってみたらできそうなことに感じませんか?-


と提案したのは、この私です。

ならば、責任を持って(笑)
アンケートの声を基に、『キモチの持ち直し』をしてみたいと思います☆
その前に…
 

ジョカツのおさらい

アンケートの自由記述欄に、とても多く寄せられた声。

■女性の意識だけでなく、男性の意識、経営層や管理職層の意識も改革するべき。
 
■男女問わず、皆が気持ちよく働きやすい制度の整った環境への改善が先決なのでは。
 

女性活躍推進部会には、当分科会の他に2つの分科会があることは初回ブログにてご紹介しましたが、詳しいことには触れていませんでした。

ので、ちょっとおさらい。
こちらは、各分科会の位置づけを図に表したものです。

女性活躍のために検討すべきテーマは、「女性の意識」だけではありません。
まさに、皆さんがお考えの通りです☆

ですが、どれかひとつだけが改善されれば良いということでもありません。

この図をご覧になってお分かりのように、3分科会が交わったところに女性活躍が存在しています。
それぞれが機能し、パワーが終結して、初めて女性活躍が成り立つのです。

いま、3分科会が並走して各検討テーマに取り組んでおり、当分科会では「女性の意識」に焦点を絞って“女性が元気になるため”の活動をしています。

元気になるため…と言えば、
やっぱりモチベーションUPでしょうか?

 

モチベ拾い

アンケートで、こんな質問をしてみたんです!

《これまでの仕事において、モチベーションが上がるきっかけになったことはありますか?》

この質問に返ってきたのが ↓こちら↓

・仕事を任された時
・頼りにされていると感じることができた時
・自分が思っていたより高い評価を貰えていると知った時
・褒められた時
・意見を取り上げられた時
・表彰を受けた時
・感謝の言葉をいただけた時


上司からの、同僚からの、後輩からの、会社からの、お客様からの…

信頼評価感謝のコトバたちが随所に☆キラキラ☆

そのコトバの向こうに、皆さんの笑顔が見えたような気がしました。

自分を信じて頼ってくれる、自分を認めてもらえると自信になりますよね。

ヒィヒィ言いながら頑張ったことでも、思いがけないことでも
感謝されるって、評価されるって、やっぱり嬉しくて思わずニヤけちゃいます♪


でも評価って、なかなか感じにくいものだったりするから厄介です(笑)

その全てが評価されるとは限らないし。

評価してくれているのに気付けなかったり。

ひとつの効力は、ちょっと短命

だから、モチベーションの維持って常に課題です。



だったら、
どんどん“モチベーションが上がること”を、拾い集めに行けば良いのかな!?
 
心の中をモチベ・モチベ・モチベでいっぱいにして
内側から埋めていけば
少しでも長く維持していけるのかな?

でも
評価されていることにこちらが気付けていないとしたら

結局同じじゃん。
うーむ。。。

 

自信のために、自身の心がけ

アンケートの声で際立っていた声があったんです。

《仕事を円滑に進めるために、意識していること・創意工夫していることはありますか?》

皆さん、声を揃えたかのように 「コミュニケーション!!」
と答えてくださいました!!


その人なりのコミュニケーションがあるけれど。

自分が気持ちよく働ける環境を整えるため
良い仕事へ繋げるため
コミュニケーションを大事にしていることは、共通しているのだと思います。


ここで言う環境は、制度の意味ではなく、職場環境です。

自分が気持ち良いと感じる環境は、すなわち周囲も同じハズです。

一日の活動の中で、一番長い時間を過ごす場所なのだから
できれば気分良く過ごしたいもの。


それって、小さなことの積み重ねだと思うのです。

相手に求める前に、まず自分がその心がけをすること。



「“ありがとう”をちゃんと言う!」という声がありました。

ステキな心がけですよね☆

 
“ありがとう”を言われて嬉しくない人なんて、いないハズ(…と信じたい)。
 
実際“モチベーションが上がること”にも、その声が聴かれました。
 
それに、
“ありがとう”のコトバには、+笑顔のおまけ付きです♪


“できません”ではなく“やってみます”と言えたら。
 
“行きません”ではなく“行ってみます”と思えたら。


何かのせいにする前に、
まず自分のキモチを持ち直してみることから始めてみませんか?


皆さんの声を聴いていたら、
評価とコミュニケーションて、密接な関係にあるんだな
と感じました。

どんなことで評価されるかわかりません。

いつどこでだれから評価されるかわかりません。

ならば、
限界を決めずに何でも挑戦する精神を忘れずにいなきゃ!だし
評価を受け取る姿勢でいなくっちゃ!と思うのです。


自信のために、自身の心がけから

モチベ拾いはいくらだってできる気がします♪




 

意識は元“気”から


“モチベーションが上がるきっかけ”に、
昇給・賞与の声ももちろん聴かれました。
 

それでも☆キラキラ☆ワードが断然多かったってことは、

きっと皆さんも心のどこかで気付いているからなのだと思います。
 

与えてもらうだけでは、イマイチ埋まらないってこと。

 

制度も同じことが言えるのかなと思います。
 
制度が整っているに越したことはないけれど、
それが入社時に既にあるものだったとしたら…

 
当たり前のものであって、特にありがたいものとは感じなかったり。
 
制度はあるけど利用しやすい環境にない、と感じていたり。
 
もっと多くを望んだり。

 

でも0だったものが1になっただけで、
私たちはとても感謝し、モチベーションも上がります↑↑
 
それって、評価された!
と、実感できたからなのだと思います。

 
その“評価”には、
色んな『キモチの持ち直し』が集まっていますもんね☆☆☆

 

キモチを持ち直してみることで

元気になれるし、元気にさせることだってできます。


少しのことで元気になれるなら

ちょっと楽しい気分になれるなら

しない手はないと思うのです!


 

いまのそれは、
ほんの些細なことかもしれないけれど。

 
今すぐ大きなお返しは、
なかなか期待できないものだとしても。

 
少し前のお返しに励まされながら、
またちょっと心がけてみる。
 

思うように届かないことだってあるかも。
 
それでも、
人にも仕事にも、いつだって誠実でいれば…
 
いつか、必ず自分に返ってくると信じて☆ミ
 
いつになるかは、わからないけれど(笑)

 

でも

その“いつか”のために

いまの一瞬を楽しいものにする

も、悪くないと思いませんか?

☆A.T☆