2016年2月22日月曜日

座談会/分科会メンバーだけでのよもやま話・前半

週に1度のこんにちは。「女性の意識改革」分科会です。
今回はE.Hが執筆させていただきます。

これまでほぼ月に一度集まって打ち合わせを重ねてきた私たちでしたが、
改めて語り合える座談会の場を設けよう、という話になりました。

分科会メンバーだけでの会と、各社のゲストも交えての会の二部構成といたしました。

本記事では、分科会メンバー9名だけでの座談会の模様を、
今回限りの仮イニシャルトークにて、お伝えします。


実際に私たちが経験した
ネガティブポジティブ」への転換のきっかけをお届けすることで、
ささやかながら、読者の皆さんへの気持ちの後押しができればと願っています。



心が折れたエピソード&救われたエピソード


お仕事をしていくにあたり、心が折れそうになることってありますよね・・・
人と人が関わることですし、何かの失敗で自分自身に嫌気が差してしまったり。
皆で語って共感しよう!励ましあおう!
ついでにちょっといい話を聞かせて!というトークテーマです。


~~~~~~

【夜深くの上司からの差し入れ、心温まるG子の場合】


G子:私は入社したときに同期がいなくて周りが先輩ばかりだったんです。

    入社当初は大量の伝票処理が仕事でした。
    前任者との引継ぎが1ヶ月しかなくて、
    3月の繁忙期だったせいもあるかと思うのですけど、
    教えてくださる直属先輩の教え方が、
    私にはきつく感じられてしまったんですよね。
    
    そんな中、処理の最終チェックをしてくださる更に上の上司がいらしたんですけど、
    その方が完璧な方だったんです。
    夜の10時11時くらいまで一緒に残っていらして、差し入れとかをくださったり。
    そういうとき、もう少し続けてみよう、って頑張れました。

B子:同期がいないのって大変ですよね。

G子:そうですね。同じ目線や立場で話せる人がいないっていうのは辛かったですね。
    その上司には、仕事は勿論ですが、心を助けられたことに感謝しています。



【G子さんの言葉に皆深く頷く】



【先輩からのプレッシャー、E子&B子&I子の場合】


E子:私は心が折れた瞬間は仕事ではない・・・感情系かな。
    やっぱり入社当初は、上の方の言葉や態度を意地悪く感じてしまったことも・・・。

B子:私もあります。
    入社して間もないころ、「忙しいから1週間話しかけないで」と言われて。
    何をやったらいいか分からなくて。

    その他にも、些細なミスを直接注意してもらえず、
    上司に告げ口するような形で伝えられたり・・・。

A子:新入社員だとことさら辛そう・・・やめたいとか思わなかったの!?

B子:思わなかったですね。
    私も仕事を沢山もらって、自分の居場所を作るんだと決意しました。

E子:めげそうになっても絶対その人たちの前では泣かないって決めてました。
    あとは私は、
    同期の顔を見に行って、頑張る同期の姿に勝手に励まされていました。

B子:私はその上司に直接言っちゃいましたね。
    アンケートを書く機会があるんですけど、上司に対してのコメントを書きました。
    「私の態度がまずかったようで」と言ってくださいました。
    まあ私も書いた癖にまごまごしちゃったんですけど(笑)

C子:超気が強い・・・いいですねえ。

E子:そういう人間関係に悩む経験もあって、
    相手からの攻撃的な態度に、同じく攻撃的に対抗するとか、
    「やられたらやりかえす」は絶対しないって心に決めましたね。

    そして今後、自分のあとに後輩が入ってきた際には、
    私の後輩への接し方を見て、その相手の心に刺さるものがあれば、
    と耐えていました。

    あと、私が辞めなかったのは、直属の上司が大好きだったから。
    その方自体、すごく忙しい方だったので、負担を増やしたくなかった。
    一番に言いたいけど言えないから、他の人にも言わなかったんです。

A子:新入社員の頃は特に、人間関係での悩み、ありますよね~。
    まあそれは業界問わずだと思うけれど。

B子:そういえば私、昔意地悪だった人のこと、今では好きなんです。

一同:えー!?

B子:結局、自分が同じくらいの年齢になって、私が追いつかない部分もわかって、
    「あ、すごい人だったんだな」と。
    それと、社内に相談に乗って下さる方もできて、
    気持ちが落ち着いてきたというのも大きいと思います。

I子:私は前職も印刷会社だったんですが、厳しい女性リーダーがいらっしゃって、
   すごく細かく注意をなさる方だったんですよね。
   でも先ほどB子さんもおっしゃっていたように、
   その人の歳になって、会社の組織を考えると、
   当時のその方の言葉がわかってくる。

B子:言い方はちょっときついけど、正しいことは言ってたんだなって。

 【お弁当を突きながらの座談会。等身大の会話ができました】



【不思議な関係?D子の場合】


D子:ちょっと理解できない人間関係みたいなもの、私もあったかな。
    すごく仲のよかった男性上司がいたんですけど。
    何かのきっかけで、ちょっと変わってきて。
    私が別の人と話していると、
    遠くから走ってきて「彼女は今仕事中なんだから邪魔するんじゃない!」とか、
    誰かと話していると、「君の声だけがうるさい」と注意されたりしました。

A子:やたらとマークされていますね・・・?

D子:で、私が異動して、また戻ったんですけど
    電話で「前は迷惑をかけたけど、俺も変わったから、安心してね」と言われました。
    けれどその後もよく事情がわからないまま、結局退職されました。。。

E子:その負のオーラをもらっちゃだめですよね。

D子:こっちが変わらないことですかね。


【わたしを支えてくれたあの上司。C子の場合】


C子:私は元々デザイナーで入社したんですけど、
    数年経って半ば強制的に営業に異動になったんですよね。
    今となっては営業職が楽しいんですけど、
    当時はデザイナー職に未練もあったんです。
    
    でも営業部の部長が丁寧に向き合ってくれて、
    こんな下っ端を飲みにも連れていってくれたり。
    割り切って自分を奮い立たせて数ヶ月がんばっていたんです。

    で、当時、チームを組んでいたのが、緻密でクレバーな感じの男性の先輩で、
    私がおおざっぱでトークで何とかする対照的な二人組だったんですけど、
    何かの折に、ちょっとした言い合いの末「営業に向いてない」と言われて、
    無理やり上げていた気持ちが折れちゃった

    そのときは感情的になってしまったんですけど、
    営業としてお客さんと仲良くなるのは私の方が上だ!と思い直して、
    彼の伸ばせなかった得意先をがっつり伸ばしてやろうと決めました。

    あと、私の良いところも悪いところも理解してくれている上司がいて、
    言葉をかけてくれたのが大きかったかな。
    見ていてくれる人がいるっていうのが有難かった。

A子:上の人がみていてくれるっていうのは大きいですよね。
    感情的になりやすいと言われている女性の場合は特にそうかもしれません。

C子:そうですね、上司の方が女性の接し方に慣れていると大きいかも。
    欲しい言葉をもらえると救われる。

E子:アンケートにも「見てくれないことが嫌だ」ってありましたもんね。


~~~~~~


いかがでしたでしょうか?

後半記事では、心が折れたエピソード&救われたエピソードの続き、
そして、この活動を通じて私たち自身が感じたことをお伝えします!


=E.H=

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