2016年2月10日水曜日

アンケート・レビュー/「【入社当時】【現在】の意識変化~その「WHY?」に迫る!~」



みなさんこんにちは。「女性の意識改革」分科会です。

いきなり寒くなり、新しいストールが欲しいT.Tがお送りします。
(まだ増やすか!)

今回はちょっとご自分の意識のなかをタイムリープして、
【入社当時の意識】【現在の意識】を行き来しながら
読んでいただきたい・・・
そんなテーマをご用意しました。

ズバリ、
「【入社当時】【現在】の意識変化~その「WHY?」に迫る!~」 です!


今回は
1. 働く上での自分の理想像
2. キャリア形成
3. 仕事に対する姿勢

の3つのカテゴリごとに、入社当時の意識】【現在の意識】
比較した集計グラフをご覧いただきます。

集計結果から、1つ気づいたことがあります。

それは、現在の意識】は、現時点での勤続年数によって違った
ものになっていっているのではないか?という点です。
入社当時の意識は「過去」で変化はしないものですが、現在の
意識は日々を重ねることによって変動していきますよね。

そこで、集計グラフと共に、さまざまな勤続年数の方々の
“なぜ「意識変化」したのか?”
についてのコメントもピックアップしてみました!!

(各コメント冒頭は ◆入社当時⇒現在 を表しています)





【グラフとコメントから見る「意識変化」】

<働く上での自分の理想像>

◆働く上での自分の理想像◆設問1
A 働く上での、自分なりのこだわり、モットーがある
B こだわりやモットーは特にない





◆Bである⇒Aよりだ
入社1年目から現在までずっと同部署に所属していますので、
仕事や会社に慣れるのに精一杯で自分の働き方について
特に意識もしていなかった入社当時にくらべ、仕事に対する
視野は広がったように感じています。
(事務・管理部門/6~10年)

◆Aである⇒Bよりだ
入社当時は自分なりの希望に近いものを持っていましたが、
今となってはその希望を叶える前にまず型にはまるのが優先だと気づきました。
何かをする前にはまず既存の方法を試し、そこから応用しつつ
積極的にこだわって仕事に取り組みたいと思っているのと、
今はまだ与えられた仕事をこなしている為、受身よりかなと感じました。
(事務・管理部門/5年以下)



<キャリア形成>

◆キャリア形成◆設問1
A 部署異動して経験を積みたい
B 部署異動は避けたい





◆Bである⇒Aよりだ
入社当時は、ずっと同じ部署で専門スキルを身につけたいと思っていましたが、

今はたくさんの部署の仕事を経験して、会社全体の仕事の流れを把握したほうが
役に立つと思っています
(事務・管理部門/6~10年)

◆Aよりだ⇒Bよりだ
入社当時は色々な部署で色々な経験を積みたいと思っていました。

しかし現在は、実際に働いてみたことで、自部門の業務が1年間では
到底把握できないことを痛感し、更に自分の至らない能力に直面したため、
まだまだ同じ部署で経験を積んでいかなくては、と思うようになり、
部署異動は避けたいという意識に変化していきました。
(事務・管理部門/5年以下)



キャリア形成◆設問2
A ライフイベント(結婚・出産・介護)に関わらず、
自社で勤めたい
B ライフイベント(結婚・出産・介護)を機に、
退職したい(したかった)




◆Bである⇒Aである
入社当時は理想も何も無くおそらくやめるだろうぐらいの感覚
でしたが、
いざ自分が結婚し出産して育児休暇から職場復帰してみると、周りの方々の
ご協力やあたたかいご理解のもと意外にも仕事を続けることができ、
そして何より、周りの子育て中の先輩方の姿を見て、私もこうなりたい!という
意思が強くなりました。
(事務・管理部門/11~15年)

◆Aよりだ⇒Bである
夫婦共働きが当たり前の時代の為、入社当時はぼんやりと
「わたし自身も結婚(出産、介護)をしても働きたいな。」と思っていました。

今は色々なところが見えるようになったという点と、営業の勤務時間や
業務内容について、体力的にも精神的にも余裕がないという点で、
「結婚(出産、介護)をしてからもこの環境で働くことは難しい。」
と強く感じるようになりました。
(営業・企画部門/6~10年)




<仕事に対する姿勢>

◆仕事に対する姿勢◆設問1
A 提案や疑問があれば積極的に発言したい
B 提案や疑問があっても積極的な発言は控えたい
(目立ちたくない)






◆Bである⇒Aよりだ
元々提案や疑問などを積極的に発言することは苦手であり、現在でも根本的には
あまり変わりませんが、入社して、1番身近で働く先輩の“最終チェック部門としての
責任感の強さ”や、“常に疑問を持ち、おかしいと感じたことは積極的に発言していく

姿勢”に強く感化されました。その結果、仕事の場面では、積極的に発言していくことも
大切だと感じるようになりました。
(事務・管理部門/5年以下)

◆Aよりだ⇒Bよりだ
提案が通るまでとても時間がかかることがあるように思います。
話が動く時と動かない時の差を感じます。
(事務・管理部門/6~10年)



◆仕事に対する姿勢◆設問2
A 自分から能動的に仕事に取り組んでいたい
B 上司や先輩から受けた指示を的確にこなしたい















◆Bである⇒Aよりだ
出産を経て、限られた時間の中で業務を終了させるために、自然と業務効率を意識
するようになりましたが、そのためには指示された業務だけだと仕事の全体像が
不明確で業務効率をあげることが難しかったため、能動的に指示以外の業務情報
にも目を向けるようになりました。
(事務・管理部門/11~15年)



◆仕事に対する姿勢◆設問3
A 上司の指示や助言と自分の意見が異なる場合は、
自分の意見を伝える
B 上司の指示や助言と自分の意見が異なる場合は、
上司の意見を尊重する






◆Aである⇒Bである
入社当時は自分のやりたいことや思うように仕事を進めたいと思っておりましたが、
様々な仕事に関わっていくうちに、自分より何十年と経験を積まれている上司の
意見に耳を傾けることは仕事を進める上で最も重要なことであると思いました。
(営業・企画部門/5年以下)





【意識変化から読み取れること】

ポジティブネガティブの違いこそあれ、意識が変化することには
なんらかの理由がありますよね。
意識変化の「マグニチュード」が大きければ大きい程、
判断基準や感じ方はガラッと変わるのだと思います。

ピックアップしたコメントに限って言えば、

「入社してから一旦自分のこだわりを横に置いて「まっさら」
なって仕事をどんどん吸収していき、理解や経験を経てまた
自分らしく仕事と向き合っていく・・・」

そんな像が浮かんで来たと共に
「その時々になって初めて実感できること」の多さに
気づかされました。




*番外編*
「入社当時の理想像は、しいていうならば
「時間とお金を上手に使える大人(?)」というような曖昧なものだった。
けれど実際に仕事を始めてみて理想像が明確になってきた。
学生時代によく耳にしていた「仕事は3年経ってから面白くなってくる」
という言葉の意味を少し理解できたのかな」
事務・管理部門/入社1年目)

という意識変化のコメントは、
「学生から社会人へギアチェンジ」
の過程を表しているようで、私にも改めて新鮮な気持ち思い起こさせてくれました。

誰にでもあった「入社当時の意識」を思い出しつつ、
しなやかに意識変化を重ねながら
自分を「2016年モデル」にバージョンアップさせていきたいですね!


<<<T.T>>>








 



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